ここからホテルのあるグラナダへ
約170q、約三時間です。
バスの中で主人がちょっと喉がいたいと言い出しました。
だからさっき、風車のところで上着を着なさいと言ったのに・・・
もっていた浅田飴の缶を渡す。
初期のうちに進行を止めなきゃ。
今夜のホテルはアルハンブラ宮殿の駐車場の隣にあります。
駐車場の隣って言ってもね・・・でも明日のアルハンブラ宮殿には、
一番の予約で入るそうですから、空いているかも・・・
ホテル到着１９：３０ お湯が出るかどうかだけ見てすぐにロビー集合。
今日はホテルのバイキング。そして２１：００ロビーに再集合と言われる。
ここのホテルでビールの値段が高いのと、安いのとがありました。
主人は両方を頼んで、味比べをするとか言っていましたが、
そりゃ、高い方がおいしいでしょうと思うのですが・・・
風の引きかけで大丈夫かなって思うのだけど、
風邪には、ビール飲まなきゃっていう人だから（＞＜）
食事に15分も遅れてきたご夫婦がいました。
どうしたのって聞くと、お部屋の確認で、窓を見たら、
何回も泥棒さんが入ったような形跡があるし、
鍵がちゃんと閉まらないようなので、ご主人がどうしても、
このまま放ってはいけないと、時間がかかったそうです。
お部屋を替えてもらうとかなんとかおっしゃってました。
窓はどうでしたかって聞かれたけれど、わたしはお湯が出るかどうか、
調べただけで、集合時間が気になって、窓まで見なかったと・・・
二階だからわたしは気にならないと言ったら、ちょっと呆れてはったかな？
でも、そんなものでしょう。気にしていたら、きりがないもの。
人それぞれかな？
ここでは、グラナダの学生さんが、キターと歌と披露してくれました。
コルドバといいグラナダといい、アンダルシアでは、食事の時に歌うんだな。
あとで、テーブルにはCDが回ってきました。
だれも買いませんでした。ごめんね。
わたしは、さっさと食事を済ませ、部屋へ戻り、あわててお風呂に入りました。
フラメンコショーから帰ったら２４時くらいでしょう。
だからちょっと烏の行水になったけれど、先に入りました。正解でした。
頭なんて少しくらい乾いてなくても、大丈夫。
で、５分前にロビーに行ったのだけれど、添乗員さんが来ていない。
しばらく待ったけれど、来ないので、おかしいと誰かが見に行ったらしい。
しばらくして、どうもすみません。ちょっとベッドでコロンとしたら、
眠ってしまったらしいと、添乗員さんが申し訳なさそうに出てこられた。
眠ってた・・・しばらく笑いが止まらなかった。
そうだね。誰よりも添乗員さんが疲れているよね。
で、いつものバスじゃなく、もっと小さいバスに乗って、
洞窟フラメンコショーへ、
これがまた、道中が大変でした。道は狭いし、街灯は少ないし、
でこぼこ坂道を降りるし、信号が変わらないし、
（道が狭いので、信号が変わるまで、進んではいけないらしい）
もちろん日本でも、信号が変わるまで進めないけれど、
こちらの信号は、むこうに車がいてる限り変わらない。
ずーっと待ち続ける。痺れを切らした運転手さんが、降りて、
どこかのボタンを押し続けたら、信号が変わった。
洞窟フラメンコショーの時間は迫ってくるし、
もうバスの運転手さんに同情します。
一番ひどかったのは、対向車が突っ込んできて、前にも後ろにも、
いけないようになった、と私は思ったけど、バスはじりじり進む。
窓から見ていると、もうひゃーって声しか出ない。怖いわ〜
前がよその家の壁やし、斜めやし、
もう対向車と10センチも離れていない（＞＜）
ライトが〜なんて叫んでいたら、みんなに笑われた。
ライトが〜って言った時に、相手車の窓から手が伸びて、ライトは畳まれた。
それでちょっとほっとしたけど・・・ライトは畳まれましたとまた報告
（誰に言ってるのか自分でもわからないけど勝手に声が出る）
はじめから畳んでおけばいいのよ〜
そやけど、まだ続く。この攻防。
もうどうなるんやろ〜って思っていたら、
対向車がちょっとずつ動き出した。
もう大きいバスがどうしようも動けない状態だったので・・・
本当に寿命が縮まりました。
洞窟フラメンコショーではほかのツアーがもう入っていて、
わたしたちのために、少し時間を遅らせてくれたみたい。
向かいの席はアメリカ人のツアーだった。
先頭から順番に、座っていったので、私は真ん中あたりになり、
もしかしたら見えないかもと思っていたら、前で踊るのではなく、
ちょうど私が座った前あたりが舞台だった。ラッキー。
座ったころに飲み物の注文取りの人が来て、どうせ飲まないけどと、
白ワインを注文する。主人はまたビール。
目の前で踊られるので、もうスカートの裾が何回も、
わたしの足に当たる。すごい迫力。
ようあんな高い靴で、踊れるな〜と感心する。
若い人もいるけど、歳のいった人もいるのよ。
若い人に負けず真剣だし、ちゃんと指の先まで神経が届いてる。
いや〜こんな迫力があるフラメンコとは思わなかったわ。
眠気なんか感じない。主人がわたしの手からワイングラスを取る。
ディナーの時に、二本も飲んだのに、まだ飲むのかとちょっと呆れる。
あっという間に、１１時半を過ぎ、これで帰るのかと思ったら、
ライトアップしたアルハンブラ宮殿を見られる公園へ連れて行かれる。
石畳の坂道を、歩く。15分くらい歩いたかな。やはり夜は寒い。
上着のほかに、スカーフを持ってきてよかった。
ライトアップのアルハンブラ宮殿は美しかったけど・・・
わたしのカメラではね。上手く撮れていません。
いうの忘れてたけど、このライトアップの、
アルハンブラ宮殿を見るためだけの、
現地ガイドもいたのよ。びっくりしたけど・・・
ここも勝手に添乗員さんが案内してもいけないんだ。
夜の12時を過ぎているのよ。若い女性だし、帰りはどうするのかな〜
途中で、バスを降りたけれど。
帰ってきて、主人はお風呂でぬくもり、何にもしないまま寝てしまう。
わたしは明日のための荷物整理。
そして念のため、海外旅行保険の証書をトランクから出しておく。
喉の痛みだけでなく、咳も出てきたみたい。
スペインで、ダウンだったら、もうどうしようもないけ・・・
なんとかポルトガルに着けば、同じホテルで、3連泊だから、大丈夫だと思うけど。
まだ喉で抑えていられればいいのだけれど・・・
モーニングコール６：３０ 朝食７：００ 荷物出し７：４５ 出発８：３０
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